グルテンフリー食材にも注目される白玉団子のおいしい作り方と食べ方

21.05.12

白玉団子のおいしい作り方と食べ方

白玉粉は昔から日本人に親しまれ、日本の食文化に貢献してきた食品です。
特につるりとした見た目も涼やかな白玉団子は、日本の夏を代表する和菓子として子どもから年配の方にまで愛されています。
その真っ白でつやつやした真珠のような美しい見た目や上品な食感によって、白玉はお客様へのお茶菓子としてもよく使われます。

ですが実は白玉団子の食べ方はお菓子やデザート、おやつだけにはとどまりません。
原料であるもち米のもつ特徴をいかして、白玉はあらゆる料理に使うことができるんです!
しかも、白玉団子は冷凍保存ができるので、好きな時に冷凍庫から取り出して食事に活用できるので使い勝手もよく大変便利♪

小麦を含む小麦粉とは違い、白玉粉は原材料がもち 米から作られた米粉なので、最近注目されているグルテンフリーの食材としても役立ちます。
例えば和風クレープを作る時には小麦粉と白玉粉を2:1で作れば、卵なしでもふんわり♪グルテンアレルギーの方でも安心ですね。
おいしい白玉団子の作り方や色々な食べ方を覚えて、ぜひ日々の献立に白玉を取り入れていただければと思います。

白玉の団子を作る準備

白玉の団子を作る準備

白玉団子は白玉粉さえあれば、ご家庭で簡単に作れます。
まずは基本の作り方をご紹介します。

白玉団子の材料

白玉団子の材料

1袋180g入りの白玉粉を使用すると、大体10人分(約50~60玉)の白玉団子が作れます。
白玉団子はゆでた後の冷凍保存も可能なので、余ってしまっても大丈夫です。
まとめて多めに作っておくと、食べたい時にすぐに使えるので便利です。

ここでは5人分の材料で、25~30玉程度の白玉団子を作る方法をご紹介します。

○材料 5人分(約25~30玉分)

  • 白玉粉 94g
  • 水 94ml

白玉粉と水は予め計量しておきましょう。 水は計量カップなどに入れておくと後で使いやすいです。

白玉団子作りに使用する道具

○材料を計る道具

  • 計量カップ
  • キッチンスケール

○白玉をこねて丸める時に使う道具

  • ボウル
  • 計量した水を入れたカップ
  • まな板

○白玉をゆでる時に使う道具

  • 小鍋
  • 網じゃくし

○ゆであがった白玉に使う道具

  • 網じゃくし
  • 氷水を入れたボウル
  • キッチンペーパー

白玉団子の基本の作り方

白玉団子の基本の作り方

それでは、基本の白玉団子の作り方を見てみましょう。

1白玉粉をボウルに入れ、そこに2/3量の水を加えてよく混ぜ合わせます。

2残りの水を少しずつ手のひらにかけながら、生地がボウルや手につかなくなるまでこね続けます。

3生地を分けて、両手でコロコロ直径2~3cmの棒状にします。
生地の棒は5本、小さめの白玉を作る時は6本作ります。

4生地の棒を5等分にして、手のひらで小さく丸めていきます。
白玉の表面は、できるだけなめらかに仕上げましょう。

5鍋に2リットル位のお湯を沸かし、中火にしてから白玉団子を入れます。
白玉が浮き上がってきても、更に2~3分位ゆで続けます。

6ゆで上がった白玉を網じゃくしですくい、水を入れたボウルでよく冷やします。

7キッチンペーパーで、表面の水分をとったら完成です。

出来上がったお手製白玉は、黒みつやきなこをかけて甘味として食べるもよし、料理の具材に使うのもよし、色々な食べ方で試してみてください。

白玉団子作りで失敗しないためには?

白玉団子作りで失敗しないためには?

白玉団子の作り方はとっても簡単ですが、初めて作るときは失敗してしまうこともあります。

白玉団子は食感が命です。 美味しい白玉が作れるように、ポイントを押さえておきましょう。

●きちんと分量を計る●

材料の分量は目分量ではなく、始めにきちんと計量してから作りましょう。 基本の白玉粉と水の割合は1対1です。

●水は少しずつかける●

水はいっぺんにかけず、初めに2/3の分量を粉とよく混ぜ合わせてから、残りの水を少しずつ生地の様子を見ながら加えていきます。
2人で作る場合は1人が生地をこね、もう1人が手に水をかけてあげると効率がいいでしょう。

●生地はよくこねる●

初めは指先で白玉粉の粒をつぶすようにして水を混ぜ合わせ、その後は手のひらを使ってしっかりとこねてください。
こね上がりの目安は、耳たぶ位のやわらかさです。

●同じ大きさに丸める●

団子は大きさを揃えた方が、ゆで上がりが均一になります。
丸める時に団子の中央を指で軽く押さえて少しだけ凹みを作ると、ゆで上がりがよくなります。

●ゆですぎない●

絶対にしてはいけないのが、丸めた団子から鍋に入れてゆでていくことです。
必ず全ての生地を団子にしてから、ゆでる工程に入ってください。

団子の中央を凹めて作った場合は、浮き上がってから1~2分。
まん丸の白玉だったり、大きめに作った場合はもう1~2分長くゆでましょう。

●よく冷やす●

よく冷やす

ゆで上がった白玉だんごは水を入れたボウルでよく冷やします。 たくさんの白玉団子を入れると水がぬるくなってしまうので、その時には水を入れ替えたり氷を追加してください。

冬場は水を入れ替えるだけでもいいですが、夏は氷を使って冷やした方がおいしくなります。

白玉団子の保存方法

白玉団子の保存方法

余った白玉団子は、冷凍庫に入れておけば3ヶ月程度は保存できます。
冷凍しておけば食べたい時に白玉が使えるので、まとめて作っておくことをおすすめします。

白玉団子の冷凍方法

1バットなどにラップを敷き、白玉同士がくっつかないように離して置きます。

2上からラップをかけ、冷凍庫へ入れます。

3白玉が凍ったら、まとめて袋へ移して保存します。

これで、いつでも手軽に白玉が使えます。

冷凍白玉を使いたい時

冷凍白玉を使う時には、事前に冷蔵庫に移しておいて自然解凍するのが一番です。
すぐに使いたい時には、沸騰したお湯に凍った白玉をさっと湯通しすれば、柔らかい状態に戻ります。

白玉を温かい料理に使う場合は、電子レンジを使って解凍したり、鍋に直接入れて調理することも可能です。

白玉団子は甘味としての食べ方だけでなく、普段料理にとっても役立ちますので、多めに作って冷凍庫保存しておきましょう。

白玉団子のおいしい食べ方

白玉団子のおいしい食べ方

定番の白玉の食べ方

手作りの白玉団子は、まずは「白玉あんみつ」などの定番レシピでご賞味ください。
白玉には、やはり黒みつ、あんこやきなこ等、和の味付けが一番よく合います。

白玉粉と厳選素材の詰め合わせE

おいしい白玉団子は白玉粉が命です。

おいしい白玉団子は白玉粉が命です。
白玉屋新三郎の白玉粉の素材は、佐賀県神崎産のヒヨクモチ100%。

白玉屋新三郎の白玉粉の素材は、国産の佐賀県神崎産のヒヨクモチ100%。

伝統的な石臼碾き製法でゆっくりと碾かれた白玉粉には、もち米の豊かな風味が生かされています。

伝統的な石臼碾き製法でゆっくりと碾かれた白玉粉には、もち米の豊かな風味が生かされています。

なめらかな舌ざわり、柔らかさとコシを兼ね備えた食感から、最上級の品質を実感していただけることでしょう。

白玉屋新三郎の極上白玉粉は他にも多数とろそろえております。

白玉団子のアレンジ方法

ここまで白玉団子の簡単な作り方をご紹介しました。

白玉団子を作る時にボウルに白玉粉と水を1対1の割合で入れ、そこに様々な食材を練り込んで、味や見た目のバリエーションを楽しむこともできます。
トマトやアボカド、人参やかぼちゃ等の野菜やフルーツ、乳製品を使っても、彩り豊かなこだわり白玉が作れます。

白玉団子の作り方まとめ

白玉団子や白玉粉をさまざまな料理に入れると、食感と風味を楽しみながら毎日の食生活に彩りを持たせます。
白玉をスープに入れて食べ応えをアップさせたり、カレーのとろみ付け、求肥が柔らかいチョコレート大福、たっぷりの黒砂糖を使うあんみつなどメニューの幅を広げます。

小麦粉にお米が含まれている白玉粉を混ぜれば粉の配合によってそれぞれのスイーツが持つ食感もいかせます。
マフィンに薄力粉と同量、ワッフルにはワッフル粉と同量の白玉粉を使うと、いつもよりしっとりモッチリ仕上がります。
パンケーキ、シフォンケーキ、ロールケーキ、バームクーヘン、ケーキに使う場合は、ホットケーキミックスと白玉粉のバランスによって変わる様々な食感をお楽しみください!
ドーナツの生地に白玉粉を混ぜると、中はしっとり外はサクサク♪ 他にもうどん、パスタ、スパゲティ、ラーメンなどの麺類やピザ、米粉パンにも使えます。

クッキーやタルト、ガトーショコラ等の生地は白玉粉だけでも作れるので、グルテンアレルギーのお子さんでも安心して食べられます!
他にも白玉粉は強力粉と合わせて、パンの生地作りなどにもお使いいただけます。

栄養が偏りがちなグルテンフリーメニューにも心強い味方ですね!
家庭に1つあって困らないので是非試してみてください。