日本の十五夜には自宅の縁側でお月見をするという人は最近の住宅事情では少ないと思いますが、郷里の方ではススキや団子をお供えしたりするところもあるかもしれません。
でしたら今度の連休を使って、お子さんと一緒に「お月見里帰り」をされてはいかがでしょうか?
手土産にはお供え用の団子を作って持っていくのも素敵ですね。
しかし、せっかく作って遠路はるばる持っていった団子が、お供えする時に固くなっていたらちょっと悲しいですよね。
ですので、少し時間がたってしまっても固くならない「白玉粉と豆腐で作る月見団子」をつくりましょう。
お団子を作る時に豆腐を混ぜ込むだけで、フワフワのプルンプルンに仕上がるんですよ!
もちもち感のある極上白玉粉と豆腐の組み合わせはバツグンで、どなたにもおすすめできる味と食感です。
どうせ作るならお供え用だけではなく、ご実家のみんなで食べられるようたくさん作りましょう!
白玉粉は米粉で出来ているので小麦が含まれている小麦粉を使用せず、グルテンフリーの和食おつまみとしても楽しめるので晩酌にもぴったりです。
白玉豆腐団子レシピ

白玉豆腐団子の材料・道具
まずは、材料を準備しましょう。
今回はお供え用の15個と手土産用の15個、合わせて30個作りましょう!
以下の「白玉屋新三郎チャンネル」でも作り方の詳細手順を見ることが出来ますよ♪

○材料(約30玉分)
- 白玉粉 100g
- 木綿豆腐 100g(水切りしない)
○使用する道具・調理器具
- キッチンスケール 1個
- 網じゃくし 1本
- ボウル 2個(生地をこねる用と団子を冷やす用)
- 小鍋 1個
- キッチンペーパー
- まな板
豆腐は、絹ごし豆腐でも大丈夫です。
白玉豆腐団子の作り方
それでは、白玉粉と豆腐を使ったお月見団子を作りましょう。
作り方はふつうの白玉団子と同じですが、ポイントは水の代わりに豆腐を使うこと!
1
白玉粉100g+豆腐100gをボウルに入れてよく混ぜます。
豆腐の水分を使うので、豆腐は水切りをしないで使います。
初めに指先で豆腐を白玉粉になじませてから、手のひらを使ってこねていきます。
2
生地が手やボウルにつかなくなるまで、こね続けます。
こね上がりの目安は、耳たぶ程度のやわらかさです。
かたい場合は、水(分量外)を少量ずつ加えて調整しましょう。
ポイントは表面をできるだけなめらかに仕上げることです。
3
生地を分けながら、団子を作ってまな板の上に置いていきます。
最初にママが直径2~3cmの棒を作り、それを幅2cm位ずつちぎってお子さんに渡してあげると、小さなお子さんの手でも丸めやすいですよ。
4
鍋に2リットル位のお湯を沸かし、中火におとしてから白玉豆腐団子を入れます。
少しして団子が浮き上がってきても、3分程度ゆがき続けます。
5ゆで上がった団子を網じゃくしですくい出し、水を入れたボウルでよく冷やします。
6キッチンペーパーで、表面の水分をとったら完成です♪

できた白玉豆腐団子がやわらかすぎると思っても、10~20分位するとしまってくるので大丈夫ですよ。
お月見のお供え用の白玉団子15個と、ご実家でみんなで食べる用の15個は別々の容器に入れて持っていきましょうね。
白玉豆腐団子のまとめ
豆腐を加えると白玉団子独特のツルリ感やなめらかな舌ざわりが増して、小さなお子さんでもとっても食べやすくなります。
さっぱりとしているのに栄養価が高いヘルシー白玉豆腐団子を食べれば、残暑の中で食欲が落ちていたおじいちゃん・おばあちゃんも元気になりますね!
もちろん美容と健康を気にしているママにとっても、おいしくてたっぷりの砂糖や油を使わないカロリー少なめのお豆腐は強い味方。
食育を兼ねてお子さんと「白玉豆腐団子」を作って、ご実家への手土産にして、みんな一緒にお月見をしましょう♪
白玉粉は他の料理にも使用可能
白玉と豆腐のレシピは、食欲が落ちがちな残暑の中でも涼やかな一品として重宝するので、ぜひ日々の食卓にもご活用くださいね!
今回のような和食だけでなく、おかずや軽食など日々の食事のおいしい一品としても使えます。
白玉粉は和食だけでなく、洋食、中華の主食などにも万能に使用できる食材です。
米粉パンやパンケーキ、ケーキk、うどんを作る際には小麦粉と混ぜていつもよりもちもち感を楽しんだり、天ぷらの衣や、チヂミに使うことで卵を使わず作れます。
フルーツポンチのトッピングやお鍋のとろみ付け、お赤飯などさまざまな料理にも使えるので食品のアレンジの幅が広がります。
ご家庭に1つあればメニューにも困りませんね。
白玉粉はもち米で作られているので、小麦を含む小麦粉の代わりにグルテンフリーのお菓子にも大活躍。
食生活が偏りがちなグルテンアレルギーの献立に取り入れてみましょう。
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レシピで使った白玉粉



