以前よりも「おうち時間」が増えた昨今、健康意識が高まったと感じている方は多いのではないでしょうか?
通販サイトや店舗でおすすめ商品の一覧を見ていると、低糖質、無添加やオーガニックの食品に人気が集まっているようです。
「子どもが小麦アレルギーだから」と、パンや麺類、お菓子の購入を避けている親御さんも意外と多いようですね。
そんな中で注目されているのが、「グルテンフリー」。
米粉で作られた白玉粉もグルテンフリー食品なんですよ!
ご自宅で過ごす時間を利用して、おやつのお菓子を白玉粉で手作りしてみるのはいかがでしょう?
きっとお子様は大喜びするでしょうし、おいしいお菓子を食べることは、ママ&パパのストレス解消にも絶対に役立つはず。
ここでは、最近話題のグルテンフリーについてお話します。
小麦アレルギーの方にも安心して食べていただける良質な白玉粉のご紹介もしていますので、最後までお読みくださいね!
お菓子の袋や通販サイトで見かける「グルテンフリー」は消化に良い

まずは、最近よく見聞きする「グルテンフリー」という言葉について、いくつか確認しておきましょう。
グルテンとは何か?食感を生み出す不水溶性のタンパク質

簡単にいうと、グルテンとは「小麦などの穀物に含まれるタンパク質と水が結びついてできる網目状の物質」のことです。
小麦の成分にはタンパク質が含まれているのですが、そのタンパク質は主に、グルテニン、グリアジン、アルブミン、グロブリンの4つになります。
これらの成分の特徴を見ると、グルテニンとグリアジンは水に溶けにくく、アルブミンとグロブリンは水に溶けやすいという2つの性質のタンパク質に分けられます。
この中でグルテンを生み出すのは、不水溶性のグルテニンとグリアジン。
グルテニンの特徴は弾性、グリアジンの特徴はその粘性です。
パンや麺類、お菓子などを作る時、小麦粉に水を加えて生地をよくこねて寝かせますよね?
その工程でこれら2つのタンパク質が絡め合わさって「グルテン」が形成され、パンやお菓子においしい食感が生まれるのです。
グルテンの特性である満足感のある食感から、肉や魚だけではなく乳製品や卵入りの食品も食べないヴィーガンの人たちの間では、「グルテンミート」のようによく利用されています。
グルテンフリーとは?元はダイエット法

もともとグルテンフリーは、小腸に炎症のおこる自己免疫疾患「セリアック病」の治療のために生まれた【グルテン除去食だけを食べるダイエット法】です。 日本だと【やせるための行為】と理解されがちなダイエットという言葉ですが、本来的には【食事療法】という意味があります。
小麦を多く食べる欧米などで始まったグルテンフリーダイエットは、セリアック病や小麦アレルギーを持つ方たちの間だけではなく、 新しい健康的な食事療法として広く注目を浴びるようになりました。
「グルテンフリー」のお菓子は消化に良い!

パンやお菓子においしいモチモチした食感をもたらすグルテンですが、実はグルテンを形成するタンパク質は他のタンパク質とは違い、「消化されにくい」という特徴があるのです。
ですから、グルテンフリーのお菓子は体に優しい食品として最近人気が高まっているのです。
白玉粉ならグルテンフリーでもモチモチ食感!

小麦粉入りのパンやマフィン、パウンドケーキやシフォンケーキの持ち味は、グルテンから生まれるふんわりモチモチとしたその食感。
グルテンフリーのお菓子となると、どうしてもその部分は勝てません。
しかし、白玉粉を利用したお菓子ならどうでしょう?
米粉が原料の白玉粉は完全グルテンフリー!それなのに料理に使用すると、まるでグルテン入りのように、ふんわりモチモチ食感が加わるんです!
白玉粉だけで作る白玉団子ならば、小麦粉や卵、バターなどの乳製品にアレルギーがある方でも安心ですよね!
グルテンフリーのお菓子は通販で購入するよりも手作りで!

グルテンフリーのパンやお菓子は数多く販売されていて、ネット通販を利用しての購入も簡単です。
しかし、健康のためでなく、家族の方が小麦アレルギーだからという理由でグルテンフリーの食品を購入する場合には注意が必要です。
グルテンフリーと小麦粉不使用は同じではありません

上記したように、グルテンとは小麦粉に含まれるタンパク質の内、不水溶性のグルテニンとグリアジンから生成されるものです。
グルテンフリー食品にはこれらの成分が含まれていなくとも、水溶性のアルブミンやグロブリンは使用されている可能性があるのです。
一言で「小麦アレルギー」と言っても、これらのどのタンパク質に反応しているのかでことは変わってきます。
もし、家族の方が不水溶性のタンパク質だけにアレルギー反応を起こしているのならグルテンフリー食品は食べられます。
しかし、水溶性のタンパク質にも反応がある場合は、気をつけなければいけませんよね。
グルテンフリーのお菓子を通販で購入する時の注意点

もちろん、通販でグルテンフリーのパンやお菓子を購入することは問題ないのですが、注意しなければいけないのは購入前に食品表示をしっかりと確認すること。
たとえば、パンや焼き菓子には小麦粉でなくライ麦や大麦、米粉などを使用して作られたものもありますよね?
しかし、小麦粉を使用していない「米粉パン」や「ライ麦パン」だから、グルテンは入っていないはず!という思い込みは危険です。
確かに米粉やライ麦自体にグルテンは含まれていないのですが、米粉やライ麦だけで作ると膨らまなく固くてずっしりとしたパンになってしまうので、グルテンを使用している商品も多いのです。
小麦アレルギーの場合には、グルテンが入った一般的なパンや麺類は食べられません。
実店舗では商品を手にとって、記された食品表示を自分の目で確認できますが、ネット通販での購入だとそうもいきません。
アレルギーを持つお子様のおやつのお菓子を通販で購入する際には、注文前にページ内に記載された商品内容の情報をよく確認してから購入することをおすすめします。
「グルテンフリー表示」と「アレルギー表示」は違う

実は、日本では小麦などの特定原材料を含んでいる食品は表示義務があるので一目瞭然なのですが、 海外製のお菓子ですと商品の中にはどの程度グルテンが含まれているのかが明確でないものも多いのです。
消費者庁の情報によると欧米諸国における「グルテンフリー表⽰」と、⽇本での「アレルギー表⽰」とでは基準が異なるそうです。 ですから、通販などで外国製のお菓子を購入する際には特に注意が必要です。
欧米諸国の基準では、グルテン濃度が20ppm以下の商品に「グルテンフリー」という表示が可能とされます。
しかし日本では、食物アレルギーはごく微量のアレルゲンによって引き起こされることがあると考え、
数ppm以上の小麦総タンパク量を含む食品には容器包装に小麦のアレルギー表示をしなければならないのです。
そう考えると、実際に食品表示を確認しにくい通販サイトでグルテンフリーのお菓子を購入するよりも、 オーガニック商品を扱った実店舗などを利用したり、手作りおやつを作った方が安心ですよね?
今の世の中、人気のお菓子はお店に行かなくても通販でお手軽に購入できますが、健康意識の高い方にはやはり無添加の手作りお菓子がおすすめ。 身体に優しいグルテンフリーやオーガニックのお菓子はギフトにもピッタリですよ!
グルテンフリーのお菓子を手作りするなら白玉屋新三郎の通販「白玉粉」

「子どものおやつにはクッキーやパウンドケーキ!」という方。
たまには白玉粉で作ったグルテンフリーの和のお菓子はいかがでしょう?
特に小麦粉や白砂糖の使用を控えている方にはおすすめですよ!
●関連記事「グルテンフリー食材にも注目される白玉団子のおいしい作り方と食べ方」
「ウチの子どもは和菓子はあまり…。」という方。
いちご大福だったら、お子様も大喜びなのでは?
●関連記事「グルテンフリーのお菓子にも◎白玉粉のいちご大福簡単レシピ作り方」
もちろん白玉入りの洋風お菓子も作れます!
●関連記事「グルテンフリーにも♪白玉粉でおいしい和洋スイーツレシピの作り方」」
それに、白玉団子と言うと夏のスイーツのイメージが強いかもしれませんが、実は白玉団子は夏でも冬でも季節を問わず楽しめるスイーツです。 アレンジしたらバレンタインのプレゼントにも活躍します!
●関連記事「グルテンフリーにも!「白玉チョコ大福」のバレンタインデー簡単レシピ」
白玉団子はスイーツだけでなく、お酒のおつまみや料理の一品としても大変便利。
鍋やスープ、グラタンやオムレツにポンッと入れるだけで料理の味や食感がグンと増すので、作り置きしておくのがおすすめ。
白玉粉は和洋中華と様々な料理に使えますので、ぜひ色々なレシピを試していただきたいですね。

白玉屋新三郎の白玉粉の素材は、佐賀県神崎産のヒヨクモチ100%。伝統的な石臼碾き製法でゆっくりと碾かれた白玉粉には、もち米の豊かな風味が生かされています。
なめらかな舌ざわり、柔らかさとコシを兼ね備えた優しい食感から、最上級の品質を実感していただけることでしょう。

石臼で丁寧に碾いた国産もち米100%の白玉粉を良質な水で捏ね、1個1個丸めて茹で上げました。
ちょっとした集まりの際のデザート、普段の茶菓子や子どものおやつ、時間のないときの食卓のもう一品としても大活躍!
すでに茹でてあるので、流水で10~20分解凍するだけでモチモチした柔らか食感が戻ります。
温かく利用する場合はそのまま加熱すれば食べられるので手間がかかりません。
冷凍保管ができる白玉団子は、常備食品として最適です。
急な来客にもすぐ利用でき、本格白玉をおもてなしできるので冷凍庫に入れておくと本当に便利ですよ!