今日は、春分の日。穏やかで暖かい1日になりました。
お彼岸のお中日、白玉団子をお供えされてはいかがでしょうか?
白玉粉工場では、白玉粉の製造週間です。
白玉粉の出来るまでをお話しますね。
前日、九州産もち米、約1,000kgを洗米して、大きなタンクの中で一晩中水の晒します。
当日、タンクの中で柔らかくなったお米と水が石臼の中に入ってきます。
そして、石臼で真っ白なお米の液に水碾きします。
その米の液体は、脱水プレスで、お米の板になります。
それを裁断機で、白玉粉独特のサイコロ状にカットされます。
あとは、乾燥機の中60℃で40分以上かけて乾燥します。(澱粉を壊さない温度です)
いよいよ白玉粉の出来上がりです。
同じ「もち米の粉に”もち粉”がありますが、そちらは、洗って粉砕して乾燥して作ります。」
白玉粉にアクがなくて中から虫とじしないのは、
この様に、水に晒して、石臼で水碾きにして、乾燥させたものだからです。
保存食としても優れているのは、製造方法にあったんです。
手もかかり、1,000kgのお米が850kgに減ってしまうまで、良いとこだけを集めています。
社長は、「豊穣の粉なんだよ。」と言います。
白玉粉のお団子は、つるっとしていて喉越しも良くもちっとコシがあります。
ぜひ、もちもちのお団子を手づくりされてみませんか?