シラタマニア情報
       

3月10日(木)、ぜんざいのおふるまいをいたします

20.03.07

江戸時代から続いてきた3月10日の吉本の初市

10日吉本の初市の風に当たると風邪をひかない。

と言われ、近郷近在から多くの人々であふれにぎあっていました。
商店はもちろんのこと、道沿いの家々でもお接待がありました。
道行く人に声をかけ、どなた様もどうぞ寄ってくださいませ。
お茶の一杯召し上がれ。
白玉屋では、まぜ御飯、ほうれん草の胡麻和え、なます、お漬け物などなど。
日ごろの感謝を込めて、お接待をしておりました。

時代は移ろい、何百年も続いていた催事の決め事も人の都合で変わり、数年前より吉本の初市は途絶えました。

でも、白玉屋では3月10日は、吉本の初市の日なのです。
植木屋さん達は来なくても、色んな屋台はなくても、刃物屋さん、茶碗屋さん等々は来なくても。
400年近くこの地で商いを営み続け、地元の人々と季節を共にしてきた白玉屋(あめ屋)にとって3月10日は、 感謝の気持ちを込め接待をする特別な「日」なのです。

そこで、以前のようにはできないけれど、日頃の感謝の気持ちと吉本の初市がまたできるように願いを込めて、

3月10日(木)、ぜんざいのおふるまいをいたします。

是非皆様、お立ち寄りいただきゆっくりしていかれてください。
創業から変わらぬ製法で作り続けている「もち米飴」(家伝水飴)もございます。
また、水飴から作った「飴蜜」生姜、苺、レモンのお味見も用意いたします。

是非是非、おいでくださいませ。お待ちいたしております。